一(イチ)を聞いて十(ジュウ)を知る
子どもの頃、しつこく親から叩き込まれた。今でもできている自信はない。
最近の子どもたちだけでなく、大人も聞く力が落ちていると思う。当然、聞く力が落ちるということは、話す力も落ちているわけで、一生懸命に話していただいても、結局何が言いたいのかよく分からない人も増えていると感じる。
聞く力については、話し手が「何が言いたいのか?」もそうだが、「自分事」として聞いているか?「君ならどうする?」と言われているつもりで聞く、その中から、自分に吸収できることはないか?と聞いていれば、自然に自分の考えや質問したいこと、疑問が出てくる、‥はず。
最近は1から10まで説明してもらっているのに、「もう一回1から説明してほしい」とか「そんなのは聞いていない」とか、話し手の責任にするケースが目立つ。「全部は言わない、残りは自分で読み込むか考える部分です」という訓練が足りない。そもそも全部言っても1回で理解できないではないか?とても難しいんですよ、1回だけ聞いて理解するのは。あとは自分で何回も、わかるまで読み込め、録音して聞き直せ。話し手が言いたかったことをずっと自分で考えろ。
この力が落ちている。
ちなみに、勝手に解釈を曲げる人は論外です。「あの人はこんなことを言っていた」と本人でない他人が言う話は、その人のフィルターを介しているので、その人にとってはそう聞こえたかもしれないですが、話し手の意図がその人の言う内容・レベルであったかは実際に聞いてみないとわかりません。
この部分もネット社会で余計におかしなことになっていると感じます。
その先にある誹謗•中傷には十分に気をつけましょう。


