校長室からのメッセージ

2学期の終業式でした

本当に寒い日でしたが、終業式を行いました

【式辞概略】

この1年を振り返るにあたり、今日は自己教育力という話です。
自分で自分を教育する、少し言い換えると自己分析力、自己肯定感、なんていう要素も含まれます。
今日、渡される通知表は、先生からの、他人からの評価。
今から話すのは自己評価です。
大事なことは、自己評価は他人の評価より厳しいものであることが基本…。
覚えておいてほしいのは、厳しい、高い理想から見た自己分析と自分をほめてあげる自己分析の2つの面をもっておかないとダメですよということです。
自分に厳しい分析は、「もっと伸びる」ための評価。他人は褒めてくれるが、自分のめざすのはもっと上の世界なんだと、自分の描いた理想像を忘れず、来年はこのぐらいまで行くぞ!と計画を考えることです。
一方で、このぐらいのところまで来れたのは、できたのは、このぐらい自分が頑張ったからだ、という自分で自分をほめる、認めてあげる部分を持っておかないと、この先、頑張れなくなる。
受験勉強のある3年生はそれに向かってひたすら取り組んでください。このような自己評価はすべての受験が終わってからにしましょう。その他の人は、学習面や生活習慣、部活などの取組みのそれぞれについて、分析・評価をしてみましょう。できるようにするからできるようになる、できないようにするからできない。頑張り方っていうのがあります。
きちんと自分で自分を評価することができる人になってください。きっと将来、その行動が皆さんを救う日が来ると思っています。