校長室からのメッセージ

23.捨てるはずが…

 

 
 

 

「アジサイの茎が、歩道に飛び出していたら、通行の邪魔になるから、カットしておかないとだめですよ」

4月の終わりに、近隣の方から、教えていただきました。

きれいな花を咲かせることも大切ですが、安全に通行できることのほうが歩道であるだけに優先順位は上です。

言われるとおりだと思いましたので、何本かGWの前に切りました。

切った茎(花芽が出ていました)はどうしようかと思いました。結構あるし、捨てるか?でも・・・。

空のペットボトルに水を入れて、校長室に置くことにしました。

枯れるかなと思ったけれどもそんなことは全くなく、茎からは元気に根を生やして、花芽から蕾を作って

そろそろ咲き始めています。「アジサイは、ガクが花びら替わりだから・・・」なんてことはどうでもよくて、

その生命力の強さとちゃんと出番を与えてあげれば役割をしっかり果たしてくれるなあと思いました。

何かクラス経営や部活動の経営にかぶるような、深い思いに勝手になりました。