校長室からのメッセージ

49.体育祭(4)

閉会式の時に話をした、トラックの第4コーナーの写真です。実際、内側に入っている足跡がないのが
よくわかると思います。誰も審判の生徒が立っていなかったし、誰か先生がそこにいたとかそこを
見ていたとかも全くない中、誰1人として内側に入って走ろうとする人はいなかった。そのことは
大変意味のあることで、すごいことですと私は話をしました。
「ルールを守らないといけない」という気持ち。「ズルいことをしたらあかん」という気持ち。
これらの気持ちが皆さんに身についてきたということが第一条件であると思います。
もう1つの理由は、おそらく、誰も入ってはいけないところが明らかで、入ったら必ず足あとがつく
ところには入れないということだと思います。誰も汚さないトイレはいつまでも汚れないので掃除も楽。
いつも誰かが汚すトイレはすぐに汚れて掃除が大変。そして物が壊れたり他のことも起きてくる。
自己抑止力を身につけた集団は加速度的に成長すると言われます。今後に期待したいと思います。