校長室からのメッセージ

52.吹奏楽部演奏会

  
  
9月22日(火)、吹奏楽部は春の定期演奏会がコロナ禍でなくなってしまったことを受け、
その代わりの定期演奏会を企画していました。近隣の方々にも声をかけ、保護者の方々にも
集まっていただき本校生徒の皆さんにも見ていただきながら、3年間の部活動生活の集大成
として、その日に引退するというイベントでした。しかし、皆さんご存じのように学校休業
となり実施することができなくなってしまいました。
9月23日(水)の放課後、準備していた楽器を片付け音楽室に戻った部員の皆さんは顧問
の先生から、「9月27日に体育館を借りたから、そこで最後の演奏会を自分たちだけでやろう」
と提案されましたが、生徒の皆さんは、度重なる変更や中止の中自分たちの進路決定のこともあり、
この日の今すぐ演奏をしたいという結論を出しました。顧問の先生は急遽、校内放送で先生方に
その旨を知らせ夕方の突然の演奏会が行われました。
3年生の先生方を中心に学校に残っておられる先生が聴きに行かせてもらいました。私も聴か
せてもらいました。私は音楽はあまりよくわかりません。ただ、魂が入っているなあということと、
顧問の先生との一体感だけは感じることができました。音楽を聴いて涙が出ました。この場に
同席させてもらったことにただただ感謝です。
皆さん、しっかりと気持ちに幕を引いて、次のステップに全力で向かってください。先生方、
生徒の皆さん本当にご苦労様でした。