校長室からのメッセージ

Challenge

遅くなりましたが、2学期の始業式の校長からのメッセージを載せておきます

人はなぜ勉強するのか?

 少し言い換えてみましょう

 大阪弁では、

 なんで?学ぶのか?

 なんで?出来る様になりたいのか?
 なんで?上手くなりたいのか?

 かっこえーと自分は思うから?すごいなぁって言われたいから…

 結局最後は「面白い」から。ではない?
 ひとは、「立てるようになって、走れるようになって、飛べるようになって、

 話ができて、相手に伝わるようになって、字が書けて、色が塗れて、絵が描けて、

 数えられるようになって、計算ができて、漢字が書けて、英語が話せるようになって、

 人に好きって伝えられるようになって、…そうやって、君たちは高校生になっています。

 何かができるようになって、喜ぶ、うれしい、と感じるのは人間の特性。
 特に人間はそうやってたくさんのことができる生き物になった。

 大阪弁でいう「おもろい」はとても大切。

 学校で学ぶ国語や歴史や音楽も体育も、「おもろい」と思うから、

 いろいろやってみることができる。

 勉強なんかつまらん、役に立たんと思っている人、世界が狭すぎるよ。

 おもろさを体験した方がえーよ。

 何でも、難しいことも「おもろい」と思える人は、強い、そのうちできるようになる

 逆に「何をやってもつまらない、おもんない」という人は、

 出来ない自分を自分で見るのが怖いのか?

 出来てない自分を見られるのが怖いのか?

 出来るまでやってみようとは思わない?ちょっと寂しいぞ、それは。

 赤ちゃんの時、そんなこと考えたことある?

 転んでもこけても、また立ち上がろうとするでしょ、赤ちゃんは。歩きたいねん

 なんで?本能?立てたら、動けたら、歩けたら、世界が変わるやん、

 それがおもろいやん、できるようになったことがうれしいやん

 これだけです。

 そんなおもろさを、最近忘れてませんか?

 しんどい、しんどい、ばっかり言うてても、

 いつまでもおもろいことにはならん。

 なんでも面白がってやれる、チャレンジを面白がれる人になろうと、

 この2学期はしてください。

 できることが増えたら、世界が違って見えてきます。

 今まで気が付かなかったことに気付くようになります。