132.津波避難訓練
12月21日(水)4月の火災発生の避難訓練に引き続き、4限目に地震による津波警報
についての避難訓練を実施しました。コロナ禍になる前は、実際に移動して避難経路を確認
しながら8F、7F、6Fの廊下にクラスごとに集合して点呼の練習をしました。さらに、
消防署の方々に、避難の状況について講評をいただいたり、地震や津波にについて教えて
いただいたりもしていました。
今年も無理はせずに、密にならないように、教室で担任の先生より避難経路の説明があり、
実際教室を出て学年ごとに時間差で避難経路を歩いてみるというかたちで行われました。
1クラスずつに密にならないように注意して行いました。
「もし授業中に大地震が起きたら・・・」上層階に集合点呼4分以内。やれますか?コロナ禍
だったから・・・ではすみません。各自、避難経路を再確認しておいてください。
東日本大震災の時の津波の高さがどれだけだったのか知っていますか。諸説あると思いますが、
16.7mともいわれますし、21mを越えていたとの見解もあります。16.7mとしたら
1Fを3mと計算して6F。2.5mとしたら7Fの高さになります。21mなら7F以上に
なります。
さらに、港高校は、避難場所になりますから、たくさんの地域の人が合流し、皆さんが移動して
並ぶときには、2~3倍近くの人が密集する状況が考えられます。そこに、6F・7Fクラスの
津波が来たとしたら・・・どうでしょう?
日常生活でも同じことが言えますが、自分で想定できることは、しっかりと想定し、想定できない
ことが起きた時は、出来うる限り冷静になって、その場での判断を積み重ねて、乗り切るしかない
といいます。
よく状況を見て、次にどうなるかを予測して、適切な行動をとる。これが大事ですね。