校長室からのメッセージ

15.図書室

 
 
本校の図書室の様子です。どうですか、明るく、整理整頓された使いやすそうな空間だと思いませんか?
図書の蔵書数は、なんと2万冊をはるかに超えます。さすが110年の歴史だと思います。今もそうなん
ですが、昔から港高校では図書活動の充実に向かっていろいろな取り組みをしてきました。最近では港区
の図書館と連携したり、大阪市立の図書館から本の提供を受けたり、いろんなことを行っています。
図書委員の皆さんがおすすめの本を紹介するなど身近な活動もしています。
しかし、残念ながら、図書室を利用する生徒の皆さんは年々減少しています。
スマホなどの普及により、読書離れ、活字離れとよく言われます。日本全国の高校生の不読率(本を全く
読まない人の割合)は35%ですが、大阪の高校生は45%と言われています。
港高校では、本を全く読まない人の割合を調べたことはありませんが「授業以外に図書室を利用したことがない」
という質問はしています。年々数字は増加し、昨年度は、89%でした。この数字、どう思いますか?
せっかくのいい施設だからしっかりと活用していきましょう。高校生の時に読む本と、もっと後に読む本は
同じ本でも感じ方が全く違うとよく言われます。今の感性を大事にしていろんなことを感じて、考えて
ほしいなあと思います。