校長室からのメッセージ

68.レッドステージ

期末試験が終わった日に、新型コロナウイルス感染症の対策として大きな変化がありました。

12月4日(金)の帰りのSHRには、生徒の皆さんに、担任の先生方から以下のような

呼びかけをしていただきました。最低限の個人でできる感染対策の徹底をお願いします。

大人を含め人のリスクに対する考え方や感じ方には、相当な個人差があります。そんな中で

みんなが気持ちよく生活していける共通の約束事としてこのレッドステージの間は特に注意深く、

思いやりの気持ちをもって過ごしてほしいと思います。

【SHR伝達の概要】

昨日開催された、大阪府新型コロナウイルス対策本部会議において、12月4日(今日)より大阪モデルが「イエローステージ2」

から「レッドステージ1」へ移行することとなり、できる限り不要不急の外出を自粛するよう要請されました。レッドステージに

なると、分散登校・短縮授業で、1教室20人の形態の授業にするとしていましたが、新たに「1教室40人の通常形態で教育活動を

継続する。」という方向性も示され、今日は通常通りの授業を行っています。若者が重症化することが極めてまれな事や、学校が

通常の授業が原因でクラスター化する例などが少ないことが理由です。しかし、先生方を含め、基礎疾患のある人も皆さんの中に

いますし、家族の中に重症化リスクのある方がおられる人も皆さんの中にはいます。このレッドステージへの移行を受けて、一層の

感染症対策が必要です。生徒の皆さんが、取り組めることとして以下のことを再徹底して下さい。

<個人でできること>

・登校前に家で検温し健康観察を実施する。・発熱や風邪症状がある場合には、無理して登校しない。

・登校後に発熱や風邪症状を確認した場合は速やかに申し出て帰宅する。

・マスクの着用や手指消毒の徹底。特にマスクは、できない理由のない場合は必ず着用する。   など

<みんなで取り組むこと>

・教室などの換気の徹底や加湿器の利用。・清掃時の消毒活動。・共用物の利用をできるだけ避ける。

・お菓子や果物など食べ物の共用を避ける。・密にならない。対面形式を避ける。    など

高齢者や病気がちの人は、感染すると症状が重くなってしまう危険があります。自分は元気だから大丈夫ということ

ではなく、そのような人たちに感染させることがないよう、思いやりの気持ちを持ってほしいと思います。

今は、みんなで、そして学校としての予防をしっかり行い、感染のリスクを少しでも低くしていきましょう。

よろしくお願いします。