校長室からのメッセージ

2学期 終業式 あいさつ

昨年末に投稿できなかったので、順序が逆になってしまいましたが、昨年12月22日 終業式でのお話を掲載します。

おはようございます。2016年、平成28年も今日を入れて残り10日となりました。今年はマイナンバー制度の利用に始まって、オバマ米大統領のキューバ訪問や広島原爆慰霊祭への参加、熊本地震、イチロー選手の日米通算世界最多安打の達成・更新、18歳選挙権の施行、安保法制制定、イギリスのEU離脱、ベルギー・バングラデシュ・フランス等でのテロ事件、ポケモンGOの日本配信、東京都知事選、リオオリンピック・パラリンピック、天皇退位問題、スマップの解散、日ハムの日本シリーズ優勝、大隅博士のノーベル生理学賞、ボブ・ディランのノーベル文学賞、そして次期米国大統領にトランプ氏が決まる等、様々な出来事がありました。皆さんにとってはどのような一年であったでしょう。今年一年を振り返り自分自身の行動について反省するとともに新しい年に向けての目標や計画をしっかりと持って欲しいと思います。

さて、皆さんの通学時、弁天町駅から学校までの間に2つの信号があります。ほとんどの人は信号を守れているのですが、何人かの人は平気で赤信号を無視しています。周りの大人も信号を無視している姿を多く見かけ、マナーが良いとは言い難い状況となっています。自転車のマナーも歩道走行や信号無視など良い状況ではありません。だからと言って周りがそうだからといって皆さんが同じような行動を取っても良いものでしょうか。同じ時間帯に波除小学校の児童が多く集団登校しています。子どもたちに与える影響はどうでしょうか? 気持ちよく暮らしたい地域の方々はどう感じるでしょうか? ルールやマナーが何故大切なのか、学校には何故規則があるのかということも含めてもう一度しっかりと考えて欲しいと思います。 それともう一つ、毎日のスタートを気持ち良くする、生活を気持ちよくするのは「挨拶」です。皆さんが一日の最初に出会うのは、家族、通学中には色んな人に出会い、学校では友達や先生方に出会います。こんなことは、皆さんが小学生の時に聞いたことだし、その当時は実践できていたことではないかと思います。できている人はいますし、それが当たり前になっている人もいます。でも、出来ていない人がいることも事実です。挨拶は強制するものではありませんが、自発的に自然に行える様になりたいものです。それが気持ち良く生活することの基本であると思います。なんだか説教じみた話になってしまいましたが、目標を持つ、チャレンジする、思いやりの気持ちを持つ、人の役に立つ、社会に貢献するということの基本はマナーやルールを当たり前に守ることであり、挨拶することだと言っても良いでしょう。些細なことから実践し、今年を締めくくり新しい年への気持ち良いスタートが切れることを願っています。