校長室からのメッセージ

3学期 始業式

 改めまして 新年 明けましておめでとうございます。                                              2016年 平成28年が始まって 一週間が過ぎました。 皆さんはそれぞれ色んな形で新年を迎えられたことと思います。

 今日の読売新聞の朝刊で「18歳」という連載に大阪出身で日本で3番目にノーベル賞を受賞された物理学者の江崎玲於奈さんのお話がありました。「人の一生は、自分自身が主役のドラマだと思っています。序章は親や先生の手に委ねられますが、ある時から自分の手で自分に最もふさわしいシナリオを創って主役を演じていく。そのシナリオを描き始める時が大人への第一歩だ。」と 江崎さんは90歳なので君たちの年齢の頃は戦争中であり、非常に厳しい社会背景で夢や希望を持つことが難しかったことは想像に難くありません。 人生のシナリオは勿論必ずその通りに行くわけではありません。社会に出て役を演じるには「チャンス」を捕まえることも大切だと・・・「チャンスの女神は準備を整えた人を好む」 これは、フランスの微生物学者ルイ・パスツールの言葉だそうですが、将来は運命なのでなく自分で戦略を決めるんだということ。そこには自分自身の選択がある訳です。 一年のスタートに当たって 自分自身しっかりと準備をしていく そして 自分自身のシナリオを描き始める年にしてもらいたいと思います。