部活動

【柔道部】第71回全国高等学校柔道大会大阪府予選会男子の部

2022年6月11日(土)・12日(日)に第71回全国高等学校柔道大会大阪府予選会男子の部が開催され、本校から3年生1名が参加しました。

11日は団体Ⅱ部に出場し、河南高校・港高校の合同チームで臨みました。1回戦。先鋒で河南の選手が一本勝ちし、中堅は不戦敗で迎えた大将戦は本校の選手が出場。お互いに譲らず、終盤に攻める姿勢が弱くなったところに指導が1つ入りましたがその後を何とか凌ぎ引き分け。代表戦へとつなぐことができました。代表戦では惜しくも敗れ1回戦敗退となりましたが、紙一重の見ごたえある柔道でした。団体Ⅱ部の優勝チームはこの時の対戦校でした。「あの一瞬に一本が獲れていたら・・・」選手たちが一番悔しい思いをしたはずです。

12日は個人戦。大阪の男子柔道部員が一堂に会し、会場は熱気に包まれていました。結果は初戦の2回戦に一本勝ちをするも、続く3回戦で技あり2つを受けて合わせて一本負け。ベスト16に止まりました。「悔しいです」その一言に尽きますが、勝った選手が一枚上でした。しかし、「悔しいです」と言う資格がある努力をしてきたことは間違いありません。結果に満足はできていないかもしれませんが、よく頑張ってくれました。3年生にはもう1つ出場できる大会がありますが、それに出場するかどうかもう少し考えるようです。

これで「港高校柔道部物語」は一旦幕を閉じます。この場を借りて、合同チームを組んでいただき、稽古もつけていただいた大阪府立河南高等学校柔道部の皆さま。大会までの期間に合同稽古に参加させていただいた大阪府立城東工科高等学校柔道部の皆さま、大阪府立堺上高等学校柔道部の皆さま、近畿医療専門学校柔道部の皆さま。ありがとうございました。また、昨年度に1年間外部指導員として稽古をつけていただいた先生とのご縁で、大阪偕星学園高等学校柔道部の皆さまには多大なるご支援を賜りました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

改めまして、本校柔道部員たちは、柔道を通じて心技体の重要性を学び、かけがえのない時間を過ごし、一生の友を得ることができました。次に目指す「一本」は畳の上のものなのか別の場所になるのか、部員全員が決意できていませんがそれぞれの道を、柔道で学び勝ち得たことを糧に、すべてに感謝を示し一歩ずつ邁進してまいります。