校長室からのメッセージ

阪神・淡路大震災から22年

22年前の今日、午前5時46分、私の住まい(奈良県)でも柱がミシミシと音を立て突き上げるような大きな揺れを感じて目を覚ましたことを今でも鮮明に覚えています。6434名もの人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から今日で22年となります。皆さんは未だ生まれていないので、知らなくて当然なのですが、東日本大震災や昨年の熊本の震災の事は覚えていると思います。兵庫県各地では今日、追悼の催しが行われ、「1.17ひょうご安全の日宣言」を発表し、震災の教訓を生かす防災の取組を一層推進する必要性などについて呼びかけを行っています。ただ、年を追うごとに追悼行事は少なくなり、神戸市など被災12市のうち10市では、震災を経験した職員の数が5割を切り経験の継承が課題となっているとのことです。「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉があるように、記憶が薄れ危機感が少なくなったときに災害はおこるというものですが、今日の日をまた、一つの契機として、皆さんも防災や安全について家族の人と共に考えてみましょう!