校長室からのメッセージ

開講式でのお話

 1月余りの夏休みも終わり、実質的には今日から2学期の始まりです。 この休み中、充実したすごし方ができましたか? 終業式の日に私は皆さんに、「最低1冊以上は本を読みましょう」という話をしましたが、実践できましたか? 部活で忙しくてそれどころではなかったという人もいるかも知れません。

 今年は、戦後70年という節目の年であり、8月6日、9日の原爆慰霊祭、平和記念式典や 15日終戦記念日の全国戦没者追悼式などの報道番組やニュースを見て、或いはお祖父さんやお祖母さんから話を聞き、戦争や平和について考えた人もいたことと思います。 皆さんも知ってのとおり、参政権、選挙年齢が引き下げられ、来年夏の参議院選挙から、18歳以上となるため、現3年生は全員、2年生もおよそ半数の人が、選挙に臨むことになります。そのようなことから皆さんも政治や社会に広く目を向け、世の中のことに関心を持ち自分の目でしっかり物事を見、自分の頭でしっかりと考えること判断する力を養ってもらいたいと思っています。

 今月始めには、インターハイが近畿2府4県で開催され、大阪では体操・新体操、テニス、ハンドボール、バレーボール、自転車、薙刀の6競技が開催されましたが、本校は、体操・新体操の練習会場となり、各府県の代表選手が汗を流しました。体操部とバドミントン部の皆さんが補助員として頑張ってくれましたが、大会が無事、成功裏に終わったのも、暑い中、補助員として働いてくれた高校生のお陰であり、その姿に感動したと昨日、向井教育長からのお礼状が届いていますので、紹介しておきます。 また、其々の部活動も頑張ってくれました。 中でも吹奏楽部が、北地区大会で金賞(優秀賞)で代表校として、府大会に進みそこでも金賞を獲得しましたが、惜しくも関西大会代表校には選出されませんでした。 この後、其々部、個人の表彰と 吹奏楽部の素晴らしい演奏「鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ) ~吹奏楽と打楽器群のための神話~ を聴いてもらいたいと思います。